最近の少女漫画の相手役男子、すこやかですよね〜という話を職場でしてた。お前はオレのもんだろ的に振る舞う俺様系も、一ジャンルとして定番人気ではあるけど、もはやメインストリームではないよね。時代はすこやか。
なんとなくだけど、ぼんやりと社会全体に漂っていた「イイコチャンばっかじゃおもんないよな」という空気が薄れてきたというか、ワルがいなくても面白い話はいくらでも成立するんだということに世の中が気付いてきた感じ? どこから目線でものを言ってるんだろうわたしは。
商業BLでも性的指向や性的同意について現代的な考え方をベースに描かれることが多くなってきてるし、個人的には好ましい流れだと思ってる。てか今になってそのへん無視した作品を出されても「おおう……」となっちゃって全く没入できないんよな。少し前に読んだ比較的新しめの商業BLで「男なのに彼を好きになるなんて」とか「(男性を好きになるなんて)女の子みたいだ」みたいなモノローグが出てきて、ま、まだその葛藤〜〜〜!?って気絶してからの記憶がない。
個人的にはBL作品にも他のジャンルの作品と同じくリアリティから離れたところがあっていいと思ってるけど(なぜならノンフィクションではなくフィクションであり、娯楽作品なので)、それとこれとは別だよね。折りたたむ