第47話。
も〜〜〜〜〜!!!!! にやにやしちゃったじゃん!!!!!
感情にまかせてジョーに強い言葉を発してしまったけど、「怒ってないかな」と気にする、るい。こうと決めたら動かない頑固なところがあるけど、周りの人間がどう思っているかを常に気にする癖がついてもいるのかな。母に対する恨みと悲しみを抱えたまま祖父の家で育ったわけだから、気苦労も多かっただろう。
ジョーが優しいひとで本当によかった。お互い、心の奥のだいじなところに同じ曲の存在があり、自分の言動が相手を怒らせてはいないかと思う感性があり。運命的なつながりを感じるくらい似ている。
るいが「竹村家の子どもとして産まれたかった」と夢想することは誰も否定できない。できないけれども、安子がどれだけるいを愛しているか見てきた視聴者であるわたしは、同時に悲しい気持ちにもなる。
竹村のご夫婦が心優しい人たちであることはまったく異論がないし、るいが彼らに出会えたことは喜ばしいことだけど、あの雨の日、安子とるいに行き違いが起きていなければ、るいはそんな想像をすることもなかったかもしれないのに、と思う。
わたしはつい数週間前まで安子に感情移入していたから、るいが安子の真意を知る機会があればいいなと思うけど、これはエゴでしかないよなあ。るいが知りたくないのなら、思い出したくもないのなら、そのまま前だけを見て新たな幸せをつかむのがいいんだろう。
難しいね。折りたたむ