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ドラマ版『一橋桐子の犯罪日記』最終回まで見終えた。
なんといっても松坂慶子さんがすごい〜。松坂慶子といえばグラマーでセクシーでボディコンシャスみたいなイメージだったけど、このドラマではほわほわ丸っこくて近所にいそうなおばちゃんを見事に演じてる。というかそういうふうにしか見えない。「あら〜」とか「やだぁ〜」とか言うときの手元の動きがうちの母とそっっっくりでびっくりした。
たかのりも良かったな〜。ライブで見るキラキラした姿とは全然違う、ちょっと小汚いスタイリングが新鮮でよい。テレビだとカワイイ王子様みたいに扱われることが多いけど、もともとの声は深くて低い感じだからこういう役も似合うよね。
ストーリーとしては、高齢女性が刑務所に入りたくて犯罪を計画するっていう現代社会の悲しい一側面を軸にしつつも、ハートフルに展開していくのが面白くて毎回楽しく見れたな。草刈正雄おとうさまが演じてたキャラも、つっこみどころはあるけど憎めなくて愛らしかった。
原作にも興味わいたなー。原田ひ香さんっていうと『三千円の使いかた』がベストセラーだよね。どっちか読んでみようかな。折りたたむ
今期朝ドラすごい……すごい……すごくいい……下書きのままになってる分も含めてしっかり感想書こう。
眠くなるまで『舞いあがれ!』第1話について書いとこう。

とにかく良かった!! 温かくて優しい作品になるのがアバンだけで伝わってきて、オープニングの紙飛行機のストップモーションも良くて、なんだかもう無性に泣けた。『カムカム』を観てた頃のことを思い出したよ。穏やかな朝に寄り添うドラマだ。
飛行機のアナウンスを聞く舞ちゃんがぽーっとして口開いてんのがもう可愛くて仕方ない。お母ちゃんとお父ちゃんが「女の機長さんだ」「かっこいいね」ってニコニコして舞ちゃんに声をかけるのもあったかいし、そこから現実に柔らかく引き戻される流れも良い。叩き起こされるんじゃなく、お母ちゃんに「おはよぉ」って笑いかけられる朝……舞ちゃんにもテレビの前の俺たちにも訪れたんだ、穏やかな朝が……うう……(泣)
オープニング、紙飛行機くんが頑張ってる姿に涙が出る。水たまりに落ちて泥だらけになるところとかさあ〜向かい風に対峙するところとかさあ〜〜〜。ベタかもしれないけどやはり良いものだよ。ラストでちょっとヨタヨタしながらも自分の力で舞い上がる流れが美しい。

朝ごはんのシーンも良いところがいっぱいあった。
「ええ夢見てん」ってにまにましてる舞ちゃんに、お父ちゃんが出勤前の身支度をしながらも「よかったなあ! どんな夢や!」って聞いてるのが優しくてあったかくて良すぎる。舞ちゃんが夢の内容をゆっくりゆっくり話すのも聞いたげて「そりゃええ夢やなあ」ってニコニコして、いいお父ちゃんすぎる〜〜〜。
お兄ちゃんは妹のことをちゃんと見て声かける子なんだけどベタベタはしたくない性格なんだな、ってのがすんなり伝わる台詞回しも良い。放送前特番を観た感じだと一筋縄ではいかない、言わば「朝ドラ」における主人公兄の一つのお約束っぽいキャラクターになるのかな? 今のところクールで賢い印象だけど、これからどう育っていくんだろ。

朝ごはんのシーンで一番ぐっときたのはなんと言ってもお母ちゃんとのやりとりだな〜。
まず、舞ちゃんが食べてるトースト!! ゆで卵をスライスしたのが並べてあって、チーズが乗ってる。これがなんとも美味しそうで、話が前後するけど放送を見終えたあとも「あれ食べたいなー……」ってずっと考えてた。
派手な見た目でもないし珍しい食材も使ってない、もちろん登場人物が「おいしい!」とかって言うこともない、それでも映し方によって「美味しそうだ」と印象づけられるし、食べる人のことを想って作られたものなんだなと伝えることができるんだよね。演出ってこういうことだ! と実感するカット。
コップに入ってるジュースと同じものがカウンターのミキサーにちょっとだけ残ってるから、あれもお母ちゃんが作ってくれたやつなんだなと分かる。台詞として前面に押し出すものではないけど見る人には伝わる、見る人のことを信頼してる。

で、舞ちゃんの「今日も休んだほうがいいかな?」って台詞!!!!! 愛おしさがあふれてア〜〜〜って声出た。はっきり「学校行きたくない」とは言わないんだけど不安な気持ちが表れてて、ひたすら愛おしいよ。折りたたむ
今クール、誇張抜きに毎話テレビの前でぶち切れ散らかしてる連ドラがあって、インターネットでも一時期はそのドラマについてのネガティブな感想と「嫌なら見るな」論がガチバトルしてたんですけど、なんで嫌な思いをしながらも視聴を継続し続けてるかっていうと自分の場合は《どれだけイラつこうともこの枠のドラマを観ないという選択肢はないから》ですよ。あとは《テレビの前で大暴れするときに脳から妙な快感物質が出て一種のストレス発散になっちゃってるから》ってのもあるけどこれは本筋ではないので掘り下げません。
例えばドアサ勢やニチアサ勢って、次クールの作品告知によって期待度の上げ下げはしつつも、全く観ないって選択肢は採らないじゃないですか。基本的にその時間帯のものは視聴する、それがひとつの習慣というか。
自分にとって件のドラマはまさにそんな位置づけで、エェ〜〜〜???ってなろうがハァ〜〜〜???ってなろうが視聴継続は既定路線で揺らがない、そういう枠なんだよな。正直何度も心折れかけてるけど、ここまできたらもうわしとドラマのタイマンよ(?)
次回も楽しみ。まじで。ぜってー完走してやる。折りたたむ
昨夜の『鎌倉殿』で湧き上がった感情が尾を引いてて、今も気を抜くと涙が出てくる。すごいな。
『ファイトソング』、導入で芦田さんが人の心がないだのなんだの言われてたけどひたすらいい人じゃない? 第3話まで観たかぎりだと非の打ち所がなさげ。

主人公に好感を持ちたい……持ちたい……持ちたいのだが……第4話冒頭で制作側の言いたいことをガーッとまくしたてさせられててウッッッとなってしまった。なんで空手選手が人を殴ったあとに発する言葉が「あなたが悪いんですよ」になるんだ? 格闘技やってる人が試合以外で一般人に手を上げるって最もやってはいけないことの一つだと思うんだけどどうなんだ。そのへんの精神性ってスポーツやるなかで学ぶものだよな?
というか、なんで主人公が芦田さんをひたすらジャッジしてるんだっけ。自分のことを笑わせようと体張ってくれた人に対して「頑張りましたね」はなん……何……どういうこと!?
『おかえりモネ』が大好きだったから見始めたけど、やっぱりわしには火曜ドラマは早すぎたのかもしれん。誰のどこに感情移入すればいいのかわからん。とりあえず芦田さんがいい人だということしかわからん。折りたたむ
『ファイトソング』、The 火曜ドラマって感じの王道恋愛ドラマをどこまでわたしが楽しめるのか試されてる感覚だな(?)
『妻、小学生になる』ひたすら演技のすごさに圧倒された。すごいわ。
「鎌倉殿の13人」第1話(今???)

  • 三谷幸喜のコミカルな味付け好き
  • 山本耕史〜!!!
  • やれやれ系主人公か!?
  • 小池栄子の北条政子感すごい
  • 役者としての大泉洋、いいわね
  • 底知れぬ感じ
  • 子どもが殺されても問い詰めたりしないところに当時の死生観があらわれている?
  • 大泉洋の多面性
  • 後半から一気に重苦しく
  • お父さまもただおちゃらけているだけの人物ではない
  • コントすな
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