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すっ……ごく良かった。
少しずつ自分の足場が狭まっていくような、胃がきりきりするような孤独感と、それがじわじわと緩んでいく安堵感みたいな。途中で出てくる街の人々は主人公目線だと少し冷たくも感じられるけど、本人たちからすればあれが最大限できることだよね。みんないろいろ考えてから声をかけたのかなーとか、後輩くんはどんな気持ちで夜を明かしたのかなーとか、登場人物全員それぞれの一夜に思いを馳せたくなる作品だった。折りたたむ
正反対な君と僕(ジャンプ+)、いま一番楽しみにしてる漫画。人間関係の深め方とか自分の心に潜んでる醜さとか、いろんなものをそっと取り出して見せてくれるような作品。これをリアルタイムで読める中高生はほんっと幸せだし恵まれてると思うよ。少なくとも自分は、当時のわたしがこれに触れられていたらなと毎回考えてる。