リターナー

2024-11-30日記本より

先週に引き続き、山崎貴監督の初期作『リターナー』を映画館で鑑賞。いやもう金城武が格好良すぎる……。金城武、やっぱり金城武なんだよ……。

金城武は、1998年に放送されたテレビドラマ『神様、もう少しだけ』で一気に日本での知名度を上げた(当時は知らなかったけど、海外では既に人気だったみたい)。当時小学生だったわたしも例に漏れずそのドラマを観て金城武にメロメロになり、以降かなり長いこと「好きな芸能人は?」という質問に彼の名前を答え続けていた。とはいえ、自ら雑誌や本を買ったり情報を調べたりして積極的に追っかけることには考えが及ばず、その後、彼が日本の作品にほとんど出なくなり、目にする機会が減ったことで、わたしもいつしか好きな芸能人の筆頭に挙げることはなくなっていたけど……今日『リターナー』を観て、当時の気持ちがあっという間によみがえった。金城武は間違いなくわたしの〝原点〟です。

友達や母と好きな芸能人について話すと、「顔立ちのはっきりした人が好きなんだね」とよく言われる。眉毛がしっかり生えていて、目元もくっきりしている感じ。おまけに添えると、丸顔よりは面長ぎみで、声は低め、落ち着いた雰囲気。自分でもそういう特徴のある芸能人に目が行きがちだな〜と感じてはいたけど、今日理解した。わたしはたぶん無意識のうちに、テレビやスクリーンの中に金城武の面影を探しながら生きていたんだ。三つ子の魂百までというように、カモやアヒルの雛が最初に見たものを親だと思うように(これはちょっと違うか?)、わたしは小学生のとき初めて好きになった芸能人である金城武の影を、今に至るまで追い続けていたんだ。まるで人生の答え合わせをしたような気分。

しみじみと「金城武……」と繰り返しながら電車に乗って帰った。