ドラマ『銀河の一票』を手がけるプロデューサー・佐野亜裕美インタビュー「物語を投じる覚悟」 [ページ 2] | Numero TOKYO
前作『エルピス』の後、政治描写について一部から非常に強い批判や怒りをぶつけられました。勝手に点と点を結びつけられたりもしましたが、それだけ人を怒らせるということは、そこに触れるべき何かが潜んでいるということでもあります。一方で、在米台湾人の友達が選挙のために帰国するのが当たり前だと言っているのを聞き、その文化の違いに驚きました。そうした背景から、この国でアンタッチャブルなもの、あるいは大切にされていない『選挙』を、もっとカジュアルに面白いものとして描けないか。実際にボランティアとして勤務時間外に選挙現場に潜入し、そこでうごめく濃密な人間模様を見たとき、これはエンタメになる、と確信しました