2026-04-04

遅めに起きてごはんを食べてから、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』2回目。今回はDolby Cinema。

やっぱり良い。2回目の鑑賞ということもあって、物語に没入するだけでなく、演出や俳優の演技をちょっと俯瞰で見ることができた。主役のライアン・ゴズリングが素晴らしいのはもちろんのこと、やっぱりなんといってもザンドラ・ヒュラーが抜群に良い。この作品は原作小説ならではの良さと実写映画ならではの良さがそれぞれあると思っているんだけど、彼女が務めるキャラクターに関しては、あの演技のうまさによって人物造形にとんでもない深みが生まれていて感服するほかない。物語全体を貫くトーンを作り上げているのはこの人なんじゃないかと思う。

彼女の代表作としてSNSや紹介記事で挙げられていた『落下の解剖学』、観たことないんだよなあ……と思いながら今調べたら『関心領域』が出てきてのけぞった。そういえばそうだわ。印象が違いすぎて繋がらなかった。

帰りにドラッグストアでフェイスパウダーを買う。デパコスや海外コスメに狂っていたこともあったけど、コロナ禍や休職(からの退職)を経て今のところは「近所の薬局で買えるもんが一番いい」という結論に落ち着いている。美容関連の技術は日進月歩で、プチプラの化粧品にもいいものがたくさんありますからね。

目当ての物を手にレジへ向かったら、前のお客さんが手厚い接客を受けていた。しっかりした紙袋に品物を入れてもらい、わざわざレジカウンターから出てきた店員さんにうやうやしく差し出されたそれを受け取り、深いお辞儀に見送られて帰っていく。紙袋に印刷されたブランド名はSK-Ⅱ。あっぱれ!

その後に続いて850円のフェイスパウダーをレジに置いたわたしは、「このままのお渡しでいいですか?」「はいー」「ありがとうございましたー」「ありがとうございますー」ときわめてカジュアルな会話のみでお会計完了。ものすごく現実味のある《暮らし》があるな〜と感じられて楽しかった。23,000円の化粧水と850円のフェイスパウダーが同じ時間帯の同じレジで買えるの、なんかめちゃくちゃ面白くない? ドラッグストアには人々の暮らしがあり、店員さんたちはそれらを淡々と受け止めている、これはデパコスのカウンターにはない味わいだよ。

帰宅して晩ごはんを食べたあたりから眠気が抑えられなくなり、ダイニングテーブルでうつらうつらしていたら夫に優しく「寝な?」と諭されたので布団に入った。それが20時半のことで、即寝入って3時半に目が覚めてこの日記を書いた。保存したらまた寝る。

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