2024-11-05

日誌を再開してすぐに「せっかくなら個人サイトでやればいいのでは?」と思い立ったが、いざ個人サイトで試してみたら全然だめだった。わたしの場合、ものを書くにあたって《どこに書くか》はものすごく大きい問題らしい。枕が変わると寝られないという言葉があるように、机が変わると文章が書けないということもありえるのだ。というわけで今のところ、雑多なメモを含むログはScrapbox、少しまとまった文章はここ、ポートフォリオ的に置いておきたいものは個人サイト、という使い分けが一番しっくりきている。

15年くらい前、デジタルのライフログが流行ってEvernoteが一時代を築いた頃は、すべてを一ヶ所に集約するのが最良とされていた。わたしもそういう仕組みを構築するのに憧れて、いろんなアプリやwebサービスを試すのを楽しんでいた。でも、今はべつに全部をまとめなくてもいい気がしている。

何もかも一ヶ所に集約できるのを、なんでもできることの証であるかのように感じていたけど、これは裏を返せば、集めた先のプラットフォームから離れられないということでもある。一つの選択肢に縛られると、そこが路線変更して自分の価値観と相容れなくなったときにどうしようもなくなってしまう——というのは、インターネットから青い鳥がいなくなったときにまさしく痛感したことだ。

個人サイトは、他者の方針にほとんど左右されないのがいいところだと思う。でも、ヒトは個人サイトにさえも執着する必要はないのだから、そのとき一番やりやすい方法で、好きなようにやっていけばいいんだと思う。

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