2023-04-10
仕事は休み。映画のクーポンがあったので、『シン・仮面ライダー』を観に行った。
仮面ライダーシリーズにはほとんど縁がなくて、10年ほど前の「仮面ライダー鎧武」以外ちゃんと観たことがない。バッタがモチーフで、だいたいがバイクに乗っていて、必殺技はライダーキック……くらいしか知識がないけど、同じようにほぼ全く知らないまま鑑賞した『シン・ゴジラ』も『シン・ウルトラマン』も楽しめたからまあいけるやろ!という気持ちで映画館に向かった。
結果、すっかり魅了されてしまって、初代~2代目の仮面ライダー、見てえ~!という気持ちになっている。以前から仮面ライダーに親しんできた人たちから見れば、良いところだけでなく「そこは違うだろ」みたいな点もあるのかもしれないけど、わたしにはそういう前提知識がないので、むしろただただ楽しかった。
『スパイダーバース』やDC映画もそうなんだけど、わたしはやっぱり苦悩するヒーローが好きなんだと再認識した。正義とはなんなのか、善と悪の境目はどこにあるのか、自分のやっていることに大義はあると言えるのか……などなど。内に秘めたものを押さえつけるように、時折震えさえしながら戦い続ける池松壮亮の姿を見て、これははまり役だなあと思った。予告編で見たときには幼すぎるように感じた浜辺美波のルリ子も、ストーリーを知れば彼女がぴったりだなと納得だった。
柄本佑演じる一文字隼人もかっこよすぎる~。飄々として肩の力が抜けていて、世界を俯瞰で見ているんだけど人情を捨てきれない感じ。本家(?)だとどういうふうに描かれているんだろう。
歴代ライダー同士の繋がりが本家(?)でどう処理されているのか、そもそも繋がっているのかいないのか、わたしは知らない。でも、この作品で提示された解釈は納得感があったし、人間味のある描き方がすごく好みでグッときた。特撮、面白いなあ。