2023-03-02

映画『バビロン』を観た。ぎらぎらと猥雑で混沌としていて、でも純粋さと寂しさも同居していて、おもしろかった。

舞台は、1920年代のアメリカの映画業界。ハリウッドの現場における技術の進歩と娯楽の流行り廃り、ものづくりに携わる人々の夢と現実、そして栄枯盛衰を群像劇のかたちで描いている。

実在の人物をもとに脚色したフィクションとのことで、もちろん誇張されているところもかなり多いだろうけど、それでも当時の狂乱と、その時代を生きた人々の苦悩は確かに存在していたのだろうと思わせるエモーショナルな物語だった。『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督ならではというべきか、音楽もとにかく印象的。奔放に踊り狂うマーゴット・ロビーの蠱惑的な姿は忘れられない。劇場で観ることができてよかった。

1つ新しい日記へ1つ古い日記へ